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ログカラキ

音楽や漫画が好きな週末ロードバイク(Cannondale)乗りのブログ。

伊坂幸太郎作品の台詞は現実で言うとぶっ飛ばされそうなの多いけどやっぱり言い回しが格好良いからつい読んでしまう

ここ数ヶ月読む本の中にちょくちょく伊坂幸太郎作品を挟むことが増えた。大学時代に重力ピエロ読んでからしばらく間が空いていたんだけど、また読み始めた。今のところオーデュボンの祈り、ラッシュライフ、フィッシュストーリーは読んで今はゴールデンスラ…

準備は走りながらやろう

少し前に読んだ本。 風をつかまえた少年 作者: ウィリアム・カムクワンバ,ブライアン・ミーラー,池上 彰(解説),田口 俊樹 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2010/11/19 メディア: ペーパーバック 購入: 4人 クリック: 29回 この商品を含むブログ (14件) …

口の中に虫が入った時のあの感覚が鮮明に蘇る小説

新装版が出ていたので手をつけるのに丁度良いタイミングだと思い購入した「限りなく透明に近いブルー」。実は村上龍作品は希望の国のエクソダスしか読んだことが無かった。仮に「作家性」という言葉がその著者でよく使われる台詞回しや描写の癖を表すものだ…

桜木紫乃「ラブレス」

壮絶だった。フィクションなのにここまで血の通った人生の描き方が出来るものなのかと感心させられた。 昭和50年代に北海道の開拓地で生まれた百合江の人生の物語。 貧しい農家に生まれ、酒飲みの父親の借金返済の為に15歳で薬屋に奉公に出された百合江。奉…

阿部共実作品にどっぷり浸かる

最近は阿部共実の漫画ばかり読んでました。 空が灰色だからでずぶずぶ嵌っていき、今や肩までどっぷりです。前々から絵柄とは裏腹に~みたいな評判は聞いていたのですが想像以上に衝撃的な内容でした。(良い話やオチが切ないものもありましたが、ぶっちぎり…

斉藤環「ひきこもりはなぜ治るのか」

勤務医として20年以上、臨床現場で俗に言うひきこもりや精神に疾患を抱えている人びとと向き合ってきただけあって、なかなかどうして現実的な内容になっている。 ひきこもりにとっての問題は対人関係が無いこと。家族間では二者関係となり距離が近すぎる為に…

ストレイテナー「ロックステディ」を読みました

新アルバム「Behind The Scene」と合わせて買いました。この手のバンドヒストリー本を買うのはアジカン以来。内容は各個人の生い立ちインタビューとバンド全体の歩みについてのメンバー全員インタビュー、それにディスコグラフィーがついている。 こうしてバ…

辺見庸「今ここに在ることの恥」

数年前に「感動した!」と言っていたかつての首相を「出来の悪いフィクション」と揶揄したり何だり、なかなかに過激な言い回しのある本。脳卒中にかかり右半身が麻痺してしまっているそうだけれど、そんな状態になっても伝えなくてはいけないと、その姿勢だ…

佐久間結衣「コンプレックス・エイジ1巻」

元々はWebで公開されていた、ゴスロリ趣味の既婚女性が主人公の読み切り漫画を読んで作者の存在を知った。絵も上手くとっつやすい。何より日常の中に潜む苦しみの描写が良かったのを覚えており、ついに地元の本屋に入荷していたので買った。読み切りは巻末に…

ホラーをミステリーで挟んでサイコをまぶしたような小説~道尾秀介「向日葵の咲かない夏」~

「やられた」 以前読んだラットマンでも思ったけど、著者のミステリーを読むと大抵こう呟いてしまう。今まであまりミステリーを読んでこなかったから余計にそうだ。 主人公はミチオという小学4年生の少年。終業式の日に彼が同じクラスのSの家に夏休みの宿題…

ダニエル・ヒリス「思考する機械コンピュータ」

更新に間が空いてしまった。人が辞めるとか入ってくるとかで仕事場が色々と大変。というかこの先大丈夫なんだろうか。どう考えても回らない気しかしない。現実が辛いなら本を読んで己を鍛えるしか無いと思い込み、こんな本を読んだ。 文庫 思考する機械コン…

目の前で起こっている「異質」から目を背けるな~辺見庸「反逆する風景」~

「もの食う人びと」を数年前に買って読み、その後この本の存在を知って購入したものの何故か1年近く放置してしまっていた。本文の説明にも書かれているが、「もの食う人びと」が陽当たりの良い地表部分なのに対して「反逆する風景」は湿った地下茎と呼べる。…

原田マハ「楽園のカンヴァス」

20世紀の美術界に大きな変革を与えたルソーとその絵画を題材にした美術史ミステリー。著者自身がキュレーター(美術館・博物館などで実際に展示品の展示、企画、運用を取り仕切る役職。作品を貸し借りする際の交渉も行う。)として美術館で働いていた経歴を持…

小飼弾の説く「読自」の技術とは?

家に帰ったら届いていた。 本を読んだら、自分を読め 年間1,000,000ページを血肉にする?読自?の技術 作者: 小飼弾 出版社/メーカー: 朝日新聞出版 発売日: 2013/02/20 メディア: 単行本 購入: 4人 クリック: 29回 この商品を含むブログ (31件) を見る 本を読…

女子高生の日常×戦争~浅野いにお「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション1巻」~

本屋に行ったら浅野いにお最新作が出てたぞーということで買ってきた。作者曰く略称は「デデデデ」らしい。 8月31日に突如出現した『侵略者』たちとの戦争が勃発。そこから3年が経過した日本が舞台。またいつもの生活に戻りつつあるも、何かが決定的に変わっ…

野村進「調べる技術・書く技術」

活字を読むのが好きで、自分の趣味に関することの雑誌や書籍を集めて読んでいた。下手の横好きだけど、昔から文章を書くのも好きだ。ブログを始めたのもそれが理由と言える。小説など文学作品というよりは雑誌やインターネット上のテキストサイトなどの文章…

鈴木みそ「ナナのリテラシー2巻」

楽しみにしていた漫画の続刊が出ていたので光の速さでレジへ向かいました。 ナナのリテラシー2 作者: 鈴木みそ 出版社/メーカー: 鈴木みそ 発売日: 2014/09/22 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る 主人公は許斐七海という女子高生。彼女が職場…

鬼頭莫宏「のりりん」が面白い

そう言えば自転車がテーマの漫画って読んだことが無いなあと思い「のりりん」を読み始めました。 のりりん(1) (イブニングKC) 作者: 鬼頭莫宏 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2010/07/23 メディア: コミック 購入: 22人 クリック: 529回 この商品を含むブ…

いしたにまさき「ネットで成功しているのは<やめない人たち>である」

先月の終わりくらいに買ってすぐに読めたのですが、感想を書いていなかったので今日書いてみる。インターネット上でブログやらホームページやらを運営している100人以上のライターや経営者、著名人などに対してアンケートを実施し、その結果を考察していく本…

あじさいタウンの2巻はいつ出るの?

僕が唯一持っているバンド漫画に「あじさいタウン」というものがあります。 あじさいタウン1 (マイクロマガジン☆コミックス) 作者: 木村リノ 出版社/メーカー: マイクロマガジン社 発売日: 2012/01/29 メディア: コミック クリック: 1回 この商品を含むブロ…

竹宮ゆゆこ「知らない映画のサントラを聴く」

「とらドラ!」は原作1巻しか読んでないし「ゴールデンタイム」はアニメを少し観ただけなんですが表紙に惹かれて買ってしまいました。とらドラ!はアニメ全話観ましたよ。詳しい感想は後述しますが夏場に読むのにうってつけな青春小説です。 ※ちょっとネタバ…

深夜特急の4巻を読んで

通勤の時間に少しずつ読み進めていた深夜特急もやっと4巻を読み終えそうだ。4巻は中東の国を中心に進んでいる。この巻はとにかくバスでの移動シーンが多い。そこで乗り合わせたヒッピー達との関わり合いは結構「お国柄」というものが出ていたように思える。…

教艦ASTROの続刊希望

少し前に買った漫画です。新任教師が主人公の学園モノ4コマ。しかし主要な登場人物はは生徒ではなく教師というちょっと珍しい漫画です。教師の日常系4コマとでも言うんでしょうか。絵柄は癖があまりなく爽やか。つまり自分好みです。どことなく90年代作品の…

深夜特急を読んでいる

ここ最近電車の中で読む本は、沢木耕太郎の深夜特急シリーズだ。 普段読んでいるブログ記事で紹介されているのを見て、何となく名前は知っているけどまだ読んだこと無いなと思い1巻を購入。旅行記というのは初めて読んだけど面白い。 まだ全部を読んだわけで…

一昨日の日記を昨日の電車で書いた

借りてきた映画を2本連続で観た後そのまま寝てしまい、安定の寝落ち。見事に延滞です。ごめんなさい。もう何度目だよって言うくらい同じミスしてる。土曜日は自転車乗ろうかと思ったけど天気が悪いのでやめることにした。何日か前に届いたブレーキとチェーン…

近藤史恵「サヴァイブ」が面白い。

ロードレースを題材にしたミステリー小説で、前作の「サクリファイス」「エデン」の登場人物が出てくる短編集です。 チーム内の人間関係、自分自身との葛藤の描写が多いので、ロードレースの知識が無くてもすんなり読めると思います。どうしても必要になって…

ジョーカー福留「バカが武器」

変態企業カメレオンという強烈なネーミングの会社の代表である、ジョーカー福留氏による著書です。「バカ」であることの強さを説いた本と言えます。ここで言うバカは、他人が普通はやらないような事にとてつもなく没頭する人を指していると思いました。変態…

希望名人ゲーテと絶望名人カフカの対話を読んでいる。

週の真ん中を折り返したぞ…。週末が見えてきた…。ここ最近すっかり潤いの無い社畜ブログ化している当ブログ。しかし、昨日買った本が面白いのでまだ読んでいる途中ですが感想書きます。タイトルは「希望名人ゲーテと絶望名人カフカの対話」(頭木弘樹・編訳)…