雨の日に「効く」ローファイ曲のすすめ

ヴェルヴェット・アンダーグラウンド、ヨ・ラ・テンゴとかザ・テレビジョンみたいなローファイな音楽と雨の日って意外に合うんですね。

きっと雨降っている時特有の「外出るのだるい」という感情は、これらのバンドの音色で表されるくらいしっくりくるからかもしれません。

同じリフを淡々と繰り返していたり、極端に音数が少なかったりするのに物足りなさが無い。むしろこれが丁度良いと思えるのは、曲構成が良いのかメロディが良いのか。勿論ただ退屈だと思う方もいらっしゃると思いますが…。

最近のバンドのように細かいキメを入れてフックをたくさん作っているバンドに食傷気味の方にもお勧めです。そうしたバンドも好きですが、聴き過ぎると「音が厚くないと聴けない」「展開にメリハリがないと聴けない」となってしまい、聴ける音楽が狭まりそうなのでどっぷりとは浸からないように最近はしています。

私自身が飽きっぽいだけなのですが、即効性の高い曲程飽きるのも早い気がします。もっと聴きやすく、ノリやすい耳障りの良い曲だけを求めて彷徨う羽目になりそうで。

ぐだぐだ屁理屈をこねましたが音楽なんて好きな曲を好きなだけ聴いたほうが良いと思います。ただ、たまには今まで聴いたことのないようなアーティストが自分のツボにはまった時の快感も確かに存在しますよ。

個人的には夜寝る前か雨の日の朝方に効くのが一番気持ち良いです。