ASPARAGUS 「ASPARAGUS LIVE 」

ASPARAGUSのライブ盤がAmazonで新品でも安かったので買いました。まあ買ったのライジングサン行く前だから2週間近く前なんだけど。

ASPARAGUS LIVE

中身は2枚組で29曲入りと結構なボリューム。MC部分はほとんど切られているのでひたすら曲、曲、曲。肉で言えば余分な脂身は削いで赤身だけになってるようなもの。だけどその赤身が絶品なんです。このCDでは曲の再現度の高さ、つまり演奏力の高さを十二分に発揮してくれています。しかし、あまり小難しさを感じさせること無くとてもキャッチーに聴こえてさえくる。これも一重にメロディーの良さにあると考えています。ギター1本の弾き語りでも盛り上がれそうなくらい良い。

ASPARAGUSは大学1年の時に同じサークルの友達から貸してもらったのをきっかけに知りました。確かTIGER STYLEとKAPPAⅠ・Ⅱを借りたんだっけ。上述の通り、テクニカルな演奏とキャッチーなメロディーに見事やられた訳です。特にKAPPAⅠの1曲めの「Beginning」は衝撃でしたし、今聴いても素晴らしい曲です。

ライブを初めて観たのはthe band apartとの武道館対バンライブでした(武道館で只の対バンって珍しい) 。確か2011年の夏くらい。アコギを持って歌うような曲でもモッシュが起こっていたのが印象的だったな。中々アコギでモッシュさせるような人っていないですから。

ボーカル・ギターの渡邊忍さんは木村カエラさんへの楽曲提供、サポートギターも務めています。ドラムの一瀬さんはハイエイタスにも参加しています。

演奏上手くて曲が良い、ライブも盛り上がるけど知る人ぞ知る的なバンドを聴きたい方は是非お勧めします。ちなみに赤身も美味しいですが脂身にあたるMC部分も良い具合に美味しいので、興味を持ったらライブへ行きましょう。

…何故ASPARAGUSを肉に例えてしまったのか。

TIGER STYLE

KAPPA I

KAPPAII