キュウソネコカミ「カワイイだけ」のPVばかり観ている

というか最近キュウソネコカミの曲が頭のなかで鳴りっぱなし。通勤電車で前のおっさんがやたらモゾモゾしてきて鬱陶しい時、定時間際に明日締め切りの仕事を振られてウンザリしている時、何かよくわからないけどモヤモヤしている時に脳内再生されます。

最近聴いた曲だとこれが気に入っています。加藤マニ監督のPVも素晴らしい。

 歌詞はストレート過ぎるくらいにストレート過ぎます。だからと言って男らしくという意味は薄いです。逆ギレに近いテンションで、ヤンキーを恐がったり、サブカル女子をけなしたり、バイト先の後輩が使えないことを嘆いたりする歌を歌っています。

ハッキリ言ってみみっちい歌詞ばかり。しかし謎の愛嬌があるせいのか鼻につく感じは全くしない。「前日観たサカナクションのライブが凄すぎたから」という理由でライブのSEをサカナクションにあっさり変えたりと、何の躊躇も無く流行りに乗る節操の無さも素敵ですね。ポーズだけ取って結局何がやりたいのかわからない奴らよりよっぽど清々しい。

キャッチーなメロディーに半径5メートル以内で起こりそうな日常を歌う様は、個人的にはTheピーズを重ねています。曲調は違うけど、向いている方向というか目線の高さは似ていると思うんです。半ばヤケクソで盛り上がってたりするところとかも。