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ログカラキ

音楽や漫画が好きな週末ロードバイク(Cannondale)乗りのブログ。

ソロでソフトなことをやるとバンドではハードなことをやりたくなるのも衝動なんでしょうか

先日の記事で取り上げたアジカンのシングルについて、そう言えば感想をしっかり書いていなかったなと思い過去のメモ帳から引っ張りだして来ました。今更ですがお暇でしたらどうぞ。


・Easter/復活祭
歪んだギターリフから始まる表題曲。まさに私のイメージする「アジカン像」を体現した曲と言えます。それは主に崩壊アンプリファー君繋ファイブエムの頃です。早い話がギターをギャーンと歪ませていた時期です。あとゴッチがライブ中にメガネふっ飛ばしていたらしい時期。

ここ数年のアジカンはクリーンなトーンで平易な言葉を用いた表現が多かったのです。ワールドワールドワールドのあたりから顕著ではありましたが、それは初期の突き刺すような伝え方から、より広くに届くことを意識した伝え方に遷移したかのように思えました。

デビューした頃に比べると歌唱力も演奏力も格段に上がり、演奏の幅が広がったこともあるかもしれません。アジカンがそれだけ成長し、大きなバンドになったということとも言えます。
そ の洗練され具合はデビュー当時からのファンである自分にとっては嬉しくもあり、どこかで物足りなさを感じていました。やはり私が好きなアジカンは、歪んだ 音色で骨太なリフを弾き倒すアジカンだな、と。これはもう懐古厨だおっさんだと言われるの覚悟してます。それでも好きだ。

Easter ではそう思っていた自分にガツンと突き刺さりました。シャウトこそしていないものの、音色はまさにデビュー当時を彷彿とさせます。歌詞も「僕」や「君」に 焦点を充てたものではなく、明確な主格が存在しない、ある情景をどこか遠くから眺めているよう。退廃的な歌詞を映し出すかのように、PVも全編モノクロと なっております。卵が出てくるのは曲名がイースターだからですかね。

パラレルワールド
こちらもハードなカップリング曲。
既にあちらこちらで言われていますが、歌詞の頭文字をそれぞれ取ると
「キ・ヨ・シ・ノ・ア・バ・レ・ロ・ッ・ク」になります。潔の暴れロックです。
歌詞だけ見るとシリアスなんですが、遊び心はしっかり込めています。

・シーサイドスリーピング
まさかの建さんボーカル曲。嘘とワンダーランド以来じゃないでしょうか。
あの時より歌が上手くなっている気がして、ますます草野マサムネ声に近づいています。


今回はジャケットも印象的です。今までは、シングル・アルバム・DVD問わず、中村佑介氏によるイラストがアジカンの作品にはつきものでした。しかし、今回のシングルでは使われていません。真っ黒な背景にバンド名と曲名が記されてただけの非常にシンプルなデザインです。
決してこれはバンドと中村佑介氏にいざこざがあった訳ではなく、同意の上だそうです。
そうである旨は、中村氏本人がツイッターでつぶやかれていました。


このジャケットにしたのは、今までとは違うアジカンを出すことを意識したからだそうです。
今作でも中村佑介氏のイラストをジャケットに起用すると、「また最近出したのと同じようなもの」と思われてしまう可能性があった為に、そうした判断をされたそうです。これまでとは地続きではないことのアピールだとか。個人的にはあのイラストも大好きで毎回楽しみでもあったので少し残念ですが、ここはアジカンファンとして今後の動きに期待します。

と思ったらアルバム情報が公開されていましたね。タイトルは「Wonder Future」で5月27日発売。ジャケットは真っ白。Easterのシングルとは対照的です。

ASIAN KUNG-FU GENERATION Tour 2015 「Wonder Future」| ASIAN KUNG-FU GENERATION

Foo Fightersの利用しているスタジオで制作された今作がどうなるのか。既に前評判ではラウドだなんだと言われていますがEasterに象徴されるような骨太な楽曲が並んでくれるなら期待大です。アジカンを聴き狂っていた中学3年生の頃に精神的に逆行してしまいそう。