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ログカラキ

音楽や漫画が好きな週末ロードバイク(Cannondale)乗りのブログ。

好きになるまでの時間と好きでいられる時間

好きになるまでの時間が短いもの程飽きるのも早いと昔から思っていた。
 
音楽で例えてみます。
私は音楽(特にバンドで演奏するような軽音楽)を聴くのが好きで、音源を買って、プレイヤーで再生して、気に入ったらライブも行って、というような聴き方を始めて10年以上が経ちます。その時間を振り返ってみると、それなりに時間をかけて好きになった音楽はそれに比例するかのごとく長い間聴き続けられるということ。そして一聴してすぐに気に入った曲は案外早くに聴かなくなることが多いということ。
自分が飽きっぽいというのもあるんですが、皮膚感覚でそう思う。大体2週間くらいして聴かなくなったものは後から聴き返すことはあまり無いです。逆に最初はピンとこなかった曲がある時急に良いと思えるようになって、自分の中でそう簡単に揺らぐことのない絶対の評価を下している瞬間もあります。俗に言うスルメ曲ってやつです。わからない人はググッてみよう!
 
最近は、結成数年でメジャーデビュー、すぐに武道館公演をやる若手バンドも少なくありません。中堅とかベテランのアーティストより10代20代に人気のある若手が人気を集め、しかし1、2年するとまた似たようなポジションのアーティストが後から続々と出てきて気がつけば埋もれてしまう。人気の移り変わりのサイクルがどんどん早くなりすぎて、人気が衰える前に他の新しいアーティストに押されて消えていってしまう人達が多いような気がします。これは完全に私の偏見ですけれど。
一時期それ以外聴かねえ!みたいなテンションで向き合っていたのに、何年かして自分の中での人気が落ち着いてから改めて聴き直すと「何故こんなものに入れ込んでいたんだろう?」という程にチープなものだったりすることもままあります。正直私自身も似たような聴き方をした経験あるんだけど。
 
勿論耳障りの良いキャッチーな曲が悪いわけではありません。知ったふうな口をきけば、売れなくては結局食っていけないわけですから。玄人好みの、スノッブな方達向けの曲ばかりだったら敷居が高くなり、どんどん衰退してしまっているかもしれません。大事なのは、周りの評価に惑わされず、自分が良いと思ったものを聴く感性。貴重な金銭と時間を割いて聴くわけですから、Amazonのレビューなんかも参考にする場合があるかと思います。それはそれでひとつの判断基準として活用するのも手です。しかしそれ「だけ」で常に判断していると、結局は自分の「好き」がわからなくなり、最終的に音楽を聴くのが嫌になってしまうでしょう。
 
難しいけれど、「周りにこれ聴いているのがバレると浮く」みたいな考えから抜け出せられると少し楽になるかもしれません。
 
ロックンロールが降ってきた日 (P-Vine Books)

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