ログカラキ

音楽や漫画が好きな週末ロードバイク(Cannondale)乗りのブログ。

漫画で味わう青春風味の部活ノリ

高校生の頃偶然本屋で見かけて絵柄が好きになり、以来ずっと読んでいるゴツボ×リュウジ作品。
癖の無いスッキリとした絵柄にスマートなキャラデザイン。それに先の読めない破綻一歩手前のストーリーが、それまで読んでいた漫画には無いもので気に入ってしまったのです。正直ストーリーはかなりグダグダな展開で、商業誌でこれは良いのか?と余計な心配をしつつ何だか目が離せない作品を描く人だという印象でした。

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一番最初に読んだのは「ササメケ」。どうしようもなく野暮ったい高校生だった当時の自分には無い、「何だかシュッとしたもの」を感じていました。作者が滋賀県出身ということもあるのか、登場人物の大半は関西訛り。そのおかげか良い意味で庶民的になっている為、変に鼻につく印象も無かったのです。いかにもなリア充というより、先輩後輩男女他校の生徒色々混ざって騒いでいる感じ。近江舞子やまつり先輩といった破天荒なキャラも良いアクセント。同時に物語を一気にひっくり返してくれるけど。ちなみの帯のコメントは浅野弘幸、小畑健羽海野チカなどなど錚々たるメンツでした。
 
白状すると、この作者の漫画は8割型絵柄で買ってしまっています。それでも読み続けてしまう。
現在は作品を連載していないようですが、また新作を始めて単行本が出たら買ってしまうでしょう。
 
初めて読む方には「ササメケ」(全4巻)か「アニコイ」(全8巻)をお薦めします。
ササメケ (#01) (角川コミックス・エース)

ササメケ (#01) (角川コミックス・エース)

 

 1巻完結なら「荒魂トライブ」ですね。

荒魂トライブ (角川コミックス・エース 86-12)

荒魂トライブ (角川コミックス・エース 86-12)