暗渠
吉田一郎不可触世界の「あぱんだ」が良過ぎて毎日聴いている。特に暗渠という曲が気に入っている。ゆるめのラップ調の歌が自然に耳に入ってきて心地良い。バキッとしたベースの音も良いアクセントになっているのでしばらく聞き飽き無さそうだ。
ちなみに暗渠とは、地中に埋められた河川や水路のことらしい。高度経済成長期の頃には大量の生活排水が川に流れ込み、その悪臭が問題になっていた。それを解決する為に暗渠化が進んだとか。だから川がある訳でもないのに欄干があるところには暗渠である可能性が高いという。このアルバムを聴くまで知らなかった単語でした。
Googleで画像検索かけると一発でピンときた。具体的な場所は出てこないけど見覚えはしっかりある光景でした。あぱんだの曲はどれも「東京郊外の住宅街の一角」を描いたような歌詞が多いので、東京の外れで生まれ育った私にはビンビンと響くものがあるのです。