ログカラキ

音楽や漫画が好きな週末ロードバイク(Cannondale)乗りのブログ。

私を構成する9枚

少し前にTwitterで#私を構成する9枚というタグをちらほら見かけたので、ここで書いてみることにします。ひとまず列挙するとこんな感じ。

  1. 君繋ファイブエム/ASIAN KUNG-FU GENERATION
  2. the book about my idle plot on a vague anxiety/toe
  3. the band apart/quake and brook
  4. ストレイテナー/TITLE
  5. 銀杏BOYZ/君と僕の第三次世界大戦的恋愛革命
  6. リハビリ中断/Theピーズ
  7. eastern youth/旅路二季節ガ燃エ落チル
  8. OK Computer/RADIOHEAD
  9. Blood sugar sex magik/Red Hot Chili Peppers

1.君繋ファイブエム/ASIAN KUNG-FU GENERATION

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人生で初めて買ったフルアルバム。NARUTOのアニメきっかけで知ったので本当は「遥か彼方」の収録された崩壊アンプリファーを選ぶべきかもしれませんが、アジカンに深くのめり込むきっかけとなったのはこのアルバムにしました。当時はCDプレイヤーを買ってもらったばかりであり、CDラック事情はアジカン2枚とハイロウズの「夏なんだな」のシングルだけという構成だった為にヘビーローテーションは必然でした。しかし今でも聴き続けているので決して枚数だけの問題では無い、人生初のフルアルバムにして傑作に触れたと今も思っています。

2.the book about my idle plot on a vague anxiety/toe

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the book~で始まる方がバンド名です。いわゆるインストゥルメンタルという楽器の演奏のみで基本的に歌が無いジャンルがございまして。その界隈で初めて聴いたのがtoeです。確か大学1年の時に同じバンドをやっていたメンバーに勧められて手にとった覚えがあります。前評判で耳にした「ドラムが歌っているかのよう」という表現は一聴して、的確な表現だなと唸りました。このアルバムきっかけでクリーントーンやディレイ、コーラスをかけたギターフレーズに弱いことが発覚しました。あとライブは結構荒々しいのも意外でした。

3.the band apart/quake and brook

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 高校時代、深夜ラジオを聴くのが趣味になりつつあった自分。そこで偶然耳にしたのがこのアルバムに収録されているcoral reefという曲でした。初めはおしゃれな洋楽のバンドかと思っており、CDショップでアルバムを買おうとしたら邦楽コーナーに置いてあるのを見て、そこでようやっと「これ日本のバンドかよ!すげえ!」となる。買って帰り家で再生し、自室にてその日2度目の「これ日本のバンドかよ!すげえ!」との音声を発する運びとなりました。2本のギター、ベース、ドラムというオーソドックスなバンド編成ながら、各パートが非常に複雑なフレーズを打ち出していて、それが上手いこと絡み合っている様は、耳から入って来る情報量としてはもはや洪水のようでした。ライブDVDやオフショットを見ると本当にメンバーやスタッフ同士が仲良いんだなと思います。

4.ストレイテナー/TITLE

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高校時代にかなり聴いていたアルバム。今の4人時代ではなく3人時代のアルバムなのは理由がありまして。高校3年くらいでベースを始めて、その時一番参考にしたのがこのバンドのベーシストであるひなっちもとい日向秀和氏なのです。思い切って振りかぶってピック弾きをするなどして他のメンバーからピッチがズレていると言われた青い思い出もあります。そういった意味で「私を構成する」のはこれだと思い選びました。

5.銀杏BOYZ/君と僕の第三次世界大戦的恋愛革命

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DOORと悩んだ結果、こっちにしました。高校時代の通学時間の大半はこれを聴いていた記憶があります。パッとしない高校生であった私には、このあけっぴろげな歌詞と破綻しかかっているのに時折美しさを感じてしまう演奏がまさに響きました。脳天直撃も良いところ。ファンブックであるギンナンショック!も恋と退屈も買ってこれでもかと読み返した。

6.リハビリ中断/Theピーズ

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Theピーズが活動休止する前に出したアルバム。前述のギンナンショックでベースの安孫子真哉氏が紹介している記事を見てバンド共々存在を知りました。実際聴いたのは存在を知ってから何年か経ってから、大学時代だったと思います。何か落ち込むことがあって、ふとこのアルバムを思い出して何の気なしに購入。後ろ向きさと開き直りが入り混じっていて、別に精神的に落ちていても良いんだなとガス抜きしたい時に聴くことが多い。メロディが良くってアレンジがシンプルだからリピートが苦にならない。今でも色々とどうでも良くなってきたらこれを聴いて精神力ポイントを回復させています。

7.eastern youth/旅路二季節ガ燃エ落チル

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eastern youthで初めて聴いたアルバム。商店街の文房具屋で店番でもやってそうなおじさんが、汗塗れで血管を浮き立たせながら全力で歌っている。それでも僕の中で笑い者にならずに耳だけでなく身体も向けてしまうのは、その自分の意志を貫こうとする姿勢に魅入られているからかもしれません。それまで聴いた音楽の中では抜群に男臭く、熱のこもったCDだった覚えがあります。

8.OK Computer/RADIOHEAD

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UKロックへの興味をガツッと与えてくれたアルバム。洋楽好きの友人から勧められて聴きました。1曲目の「AirBag」から不穏なギターフレーズで始まるのですが、同時に今にも壊れてしまいそうな繊細さと綺麗さもあって、まさに衝撃でした。このアルバムの時点ではリアルタイムに聴けずに時系列順に後追いで聴いていったのですが、この次どうなるんだと思っていたら「Kid A」を出してしまうんですから。底の知れないバンドだと思いました。今年のサマーソニックにも出るみたいですね。行きたい。

9.Blood sugar sex magik/Red Hot Chili Peppers

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まだまだ色々ありますが、こんな感じです。今のところ高校時代が一番音楽を聴いていたと思うのでその辺りに聴いたものが自然と多くなっています。