みんなもっと匂いの凄さを知るべき
空調の匂いを嗅ぐと中学生の頃に通っていた進学塾を思い出す。
正直その塾には何にも良い思い出が無いけれど、何故か空調の匂いとその場所の記憶は強く紐付いているのです。無機質で涼しい風を浴びる度に思い出してしまう。以前から思っていたけど、匂いと記憶というのは妙に強いつながりがあるのかもしれません。
塾の例えはちょっと暗いので、明るいものだと潮の匂いを嗅ぐと妙にテンションが上がります。潮の匂い＝海の匂い＝夏らしい＝最高という図式が私の頭のなかで出来上がっている為、パブロフの犬的な条件反射で気分が高揚するのでしょう。
これを上手く利用して、もっと精神的な安らぎとか高揚感とか得られないものか。お香とかってそういう為にあるのかなと思ったり。イメージ的には気持ちを落ち着かせる為に焚くって感じだけど。私も金木犀の匂いがするお香を持っていてたまに炊きます。それはそれは絶大な効果を持っています。置き場所間違えると煙がダイレクトに来て、喉が大変なことになりますが…。
