希望名人ゲーテと絶望名人カフカの対話を読んでいる。
週の真ん中を折り返したぞ…。週末が見えてきた…。
ここ最近すっかり潤いの無い社畜ブログ化している当ブログ。しかし、昨日買った本が面白いのでまだ読んでいる途中ですが感想書きます。タイトルは「希望名人ゲーテと絶望名人カフカの対話」(頭木弘樹・編訳)という本です。
- 作者: フランツ・カフカ,ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ,頭木弘樹
- 出版社/メーカー: 飛鳥新社
- 発売日: 2014/04/23
- メディア: 単行本
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この人の前著にあたる「絶望名人カフカの人生論」もとても面白かったので、今回も本屋で見つけてすぐにレジへ持っていきました。
- 作者: フランツ・カフカ,頭木弘樹
- 出版社/メーカー: 飛鳥新社
- 発売日: 2011/10/21
- メディア: 単行本
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まだ最初の方しか読めていませんが、非常にポジティブなゲーテと兎に角ネガティブなカフカの言葉が見開き1ページの左右にそれぞれ載っています。パッと見は両者が対話しているかのような配置になっています。
今現在の感想は、お互いの言うことが正反対過ぎて正直どっちもついていけないわ、なんて状態です。勿論ところどころ共感できる部分もありますが。
「絶望名人カフカの人生論」が好きなので絶対カフカの言葉の方が響く筈だとたかをくくっていましたが、単純な私はゲーテの言葉にも感化されつつあります。
読み終わる頃にはどちらの考えに深く共感するようになっているのか。そうした変化も楽しめそうな今までに無いような新しい本だと思います。