ボトムオブザワールド人間達
雨の日と日が暮れかけた渋谷は歩きにくいが持論の私。TSUTAYA O-EASTへ向かう道玄坂で色々と消耗してしまう。整理番号的に多分あとの方だから開場時間から少し遅れて行くと、既に自分の番号から500番くらい後の番号が呼ばれており、慌てて中に入る。入り口でthe bana apartの原さんらしき人を見かけたのだけど果たして本人かどうか。
ライブはボトムオブザワールドを中心に新旧織り交ぜた楽曲を聴くことが出来た。これを総集編的なものと捉えてしまうのは二宮さん脱退補正だろうか。MCは本当に最小限でひらすら曲を演奏してくれた。吉野さんはほとんどMCをせず、代わりに二宮さんが喋っていた。「街の底」から始まり、eastern youthの中でも長尺な「万雷の拍手」で本編は終了。良いライブは演奏する姿も脳裏に焼き付いてくれる。自分が観ることのできる、あの3人での演奏は本当に今日が最後なんだなと今更強く感じてしまった。
アンコールでは「夏の日の午後」と「砂塵の彼方へ」。夏の日の午後はアンコールだろうと思っていたけど砂塵の彼方へは予想していなかった。「旅路二季節ガ燃エ落チル」が初めて聴いたアルバムで、それで好きになった。
アンコールが終わり、客電が付いても客はほとんど帰らず、ただ拍手が続く。やっぱりもう1曲聴きたいと思ったので私も残る。最後の最後で演奏してくれた「夜明けの歌」。学生の頃、これを聴きながら多摩川の河川敷を朝方に散歩していたことを思い出す。これから2人でやるのか新しいメンバーを入れるのか分からないけどまだまだ観たい。二宮さんお疲れ様でした。