ログカラキ

音楽や漫画が好きな週末ロードバイク(Cannondale)乗りのブログ。

電気グルーヴの25年

公開終了日ギリギリに「DENKI GROOVE THE MOVIE? -石野卓球ピエール瀧-」を観てきた。
場内はほぼ満員で男女比は半々くらい。年齢は20、30代くらいの人が多かったと思う。
 
電気グルーヴのデビューから現在までの映像を流しつつ、関係者インタビューを交えて当時の電気グルーヴの様子について話していく内容。そのような構成だと事前に聞いていたので途中でダレたりしないよな、なんて今思うとそう思った自分を張り倒したいくらい絶妙な構成だった。最初から割りと好調な滑り出しだったんだけど、「オレンジ」から「A」を出す間の混沌期のあたりがあんなに壮絶だったとは思わなかった。ちなみに私が電気グルーヴで初めて聴いた曲はポケットカウボーイである。結局その流れでAが初めて聴いたアルバムになる訳ですが。A以前の歴史はあまりよくわかっていなかったので、この映画でしっかり整頓された情報として知ることが出来たのは良かった。当時の関係者のインタビューが要所要所に良いタイミングで入ってくるし、それぞれが客観的に見た電気グルーヴを話してくれるから色々な切り口が見えて面白かった。決して電気グルーヴ最高!だけに終わらない映画でした。個人的に第1回フジロックの映像が印象深かった。他のアーティストのライブ映像や関連本なんかで初回の雰囲気は異様だったのは情報として知ってはしっていた。そこで当時破竹の勢いで伸びている電気グルーヴのステージもまさに爆発的なテンションの上がり方。これから自分が観るであろうライブでああいうテンションを味わうことが果たして出来るのだろうか。
 
EDが流れていた塗糞祭のリハーサル映像の2人のやり取りを見て、本当に仲が良いんだなと、正直ちょっと涙ぐんでしまった。
 

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