ログカラキ

音楽や漫画が好きな週末ロードバイク(Cannondale)乗りのブログ。

涼しくなったらシューゲイザーを聴こう

最近急に涼しくなったせいか、北国のバンドばかり聴いています。いわゆるシューゲイザーに分類されるものです。
 
そもそもシューゲイザーって何やねんという話ですが、Wikipediaからの引用させていただくとこんな感じです。

シューゲイザーShoegazer)とは、ロックのスタイルの1つ。英語では正確にはシューゲイジング(Shoegazing)と表現する。

フィードバック・ノイズエフェクターなどを複雑に用いた深いディストーションをかけたギターサウンド、ミニマルなリフの繰り返し、ポップで甘いメロディーを際立たせた浮遊感のあるサウンド、囁くように歌い上げるボーカルなどがシューゲイザーの一般的特徴として挙げられる。

シューゲイザーには、1960年代後半に流行したサイケデリックミュージックのリバイバルまたは新解釈的な面があり、またその内省的な音楽スタイル全般がオルタナティヴ・ロックの1ジャンルと捉えられている。

 
あと語源はこちら。実は造語なんですね。
 

シューゲイザー」という言葉がメディアで初めて使われたのは、1990年初頭にイギリスの音楽誌『サウンズ』に掲載されたムースライブについての批評記事上である[1]。 このライブでムースのボーカル、ラッセル・イェーツは、曲の歌詞を憶えられずステージの床に貼り付けた歌詞カードを見ながら歌唱・演奏していた。その光景 はまるで靴を見つめているかのようであり、それを見た同紙の記者が前述の記事内で「シューゲイザー(靴を見つめる人)」と表現した。そこから一部のメディ アが揶揄を込めてシューゲイザー(シューゲイジング)と呼ぶようになったのが始まりである。

ドイツのシューゲル・アインシュタイン・ケリッヒが開発した音響装置に音が似ているためシューゲイザーと呼ばれたというジョークもある。当時は、「ハッピー・ヴァレー」または「テムズ・ヴァレー」と呼ばれることもあった。

 

 
シューゲイザーで代表的なバンドといえばやはりMy Bloody Valentineでしょうか。彼らのセカンドである「Loveless」は名盤として名高いです。好きな方はこのピンクのジャケットだけでグッと来るものがあるかもしれません。
 

 
 オーストラリア・シドニーの音楽サイトSounds Better With Reverbが発表した「シューゲイザー名盤 TOP100」では堂々の第1位を獲得しています。
何本も重ねた激しいギターサウンドはまさに音の洪水のようです。その中に決してシャウトする訳でもなく、それでもしっかりと存在感を残すボーカル。轟音なのに包まれている感じがして心地よい浮遊感が味わえるアルバムです。
 

 

Loveless

Loveless

 

 

 
あとはシガーロスなんかも好きで聴いています。僕にとっても海外のバンドでもかなり好きです。
アイスランドのバンドなのですが、北国らしいひんやりとした音像。冬の朝なんかに聴くのがうってつけと言えます。
 
 
 
日本のバンドで最近聴いているのはきのこ帝国です。バンド名からはどんな音楽家は想像しにくいかもしれませんが、透明感のあるボーカルが印象的。ギターも面白いフレーズを弾いていたりするので聴きどころは結構あります。
 
 
季節によって聴く音楽の趣向が変わるミーハー野郎でもあるので、これからの季節、こうしたバンドの再生回数が増えること受け合い。リズムに合わせて乗る音楽も良いけど何も考えずに音の中に身を任せて聴くのも一興かと。